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  • 薬膳料理とは

「医食同源」「薬食同源」という言葉がありますが、「生命」を養う基本は食べることです。病気になってから飲む薬よりも、病気にかからないよう健康維持のために毎日食べる食べ物こそ、本当の意味での薬です。

もともと薬膳とは、東洋医学の「陰陽五行説」に基づいた、中国での食事のとり方のことです。漢方薬と同じように何千年もの年月を得て、薬膳は受け継がれてきました。日本の伝等料理は、本来の「薬膳料理」とは言いませんが、季節の旬の素材をうまく生かした食養料理であり、今、世界から注目されている理想の食文化です。

薬膳は土地の自然環境や、人間の体質を考えて作られますから、日本人にふさわしい薬膳料理とは、「一汁三菜」や「一汁二菜」の伝統的な和食です。湿気の多い高温多湿の気候風土によって培われてきた和食は「陰陽五行説」に照らし合わせても説明のつくことなのです。

自然の法則を大切にした食生活、それが薬膳の基本です。

 

薬膳の基本

 

1 一物全体食 いちもつ(いちぶつ)ぜんたい【ひとつのもの(一物)をすべて(ぜんたい)食べる。】

 

食べ物となる動物や植物はひとつの「いのち」です。そのいのちには無駄なものは何もなく、生命に必要なものが全て備わっています。具体的な調理法としては、野菜はできるだけ全体を利用します。そのために、皮をむいたり、アクをとるということも、なるべくしません。調味料は精製される前の粗塩や黒砂糖を使う、といったようなことです。

 

2 身土不二 しんどふじ【その土地で育った、季節の旬のものが体にとってよい。】

 

長い歴史の中で農耕民族として生活してきた日本人は、穀物を主体に、豆や旬の野菜、小魚、海藻を食べてきました。日本人の体はそれらを消化しやすいつくりになっています。

 

3 五行説

東洋医学では、自然の変化や環境を「木・火・土・金・水」の5つに分類してとらえます。人間の体も自然界になぞらえて、各臓腑気管を五行で考え、食養生や普段の健康管理、病気の治療のための原則となっています。

 

4 五味五性

五行説と関連して食物の働きを「酸・苦・甘・辛・鹹」というように分類したのが「五味」です。5つの味が、それぞれ体の決まった部位に作用して、その臓器の働きを補います。「五性」は食材の特性を「熱・温・平・凉・寒」にわけます。熱性や温性の食材は、体を温め、凉性や寒性の食材は体を冷やします。冬が旬の食材は温性のものが多く、夏が旬の食材は凉性のものが多いのは、自然の摂理です。

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